示談書の契印・割印は拇印でいいですか?
テレビドラマの印象も強いのかもしれませんし、時代劇の血判みたいなものの印象もあるのかもしれません。
印を持ってこなければ拇印で大丈夫ですよね?という質問が多いです。
違いますという答え方が妥当なような気がします。
相手が印を持ってこなかった場合は署名をさせる方が先です。
拇印が求められる法的文書はほとんどありません。
署名のみで有効と考えられる文書が殆どだからです。
さらに効果を強めようとするのであれば実印と印鑑証明を出させるといいでしょう。
拇印を押したからといって法的効果が高まるということはありません。
拇印が本当に相手の指紋と一致するか専門家が鑑定書でも書かないと分からないからです。
ただまあ一般的には拇印を押すとなると何かものものしいという感じが両者の気持ちとして出てくると思いますので、そういう事実上の意味では拇印を押させる効果はあると思います。
最近は特別な姓で無い限り百均に印が売ってますので、認め印をその場で用意してしまうのが無難かもしれません。
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カテゴリー:相談事例
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