敷金返金返還トラブルの内容証明文例


原則として敷金は全額に近い額が返還されます。

借りていた側があまりにひどい使い方をしていれば例外ですが。

(詳細は一人で解決!敷金返金トラブル解決法のサイトをご覧ください)

ただ、現実的には不満を持ちつつも、泣き寝入りもしくは諦めてしまう方がとても多いようです。

それをいいことに大家さんも返金・返還する金額を少なくしていたり、ひどい場合は難癖をつけて全く返還しない(さらには別途費用を請求する)ということまであります。

 

 

まずは契約書をきちんと確認しましょう。

契約書だけをうのみにしてはいけません。

契約書がガイドラインに反しているかもしれないからです。

契約書の条項やガイドラインの内容などを文中に入れるとより効果的かと思われます。

ガイドラインは拘束力が無いといった反論をされる不動産管理会社の方がいますが、ガイドラインは判例に裏打ちされた物ですので、その反論は妥当ではありません。

自信を持って内容証明を作成しましょう

内容証明を出しても駄目ならば少額訴訟となりますが、少額訴訟は個人で簡単に利用できますのであまり不安に感じられることもないと思います。

契約書の判断やガイドラインについては専門家にご相談ください。

費用について

弁護士さんに依頼するとある程度金額がかかってしまい、敷金が返還されても元が取れないといった事情が生じてしまう場合が多いでしょう。

そのような場合は、内容証明の作成を行政書士に依頼し、敷金返還の原則を相談しながら最終的には一人で少額訴訟を起こすという方法が一番経済的かと思われます。

内容証明できちんと法律構成してもらっていれば、最悪訴訟になったとしても自信を持って戦えると思います。

敷金で泣き寝入りしないためにも頑張ってください!

敷金返還を求める内容証明の文例

通知書

〇〇県〇〇市〇〇町〇〇丁目○番の○○○○アパート○○○号室 についての貴殿との賃貸借契約は昨年〇〇月〇〇日をもって合意解除し、契約の定めどおり〇〇月〇〇日に同室を明け渡しました。

貴殿との契約によれば、賃貸借契約終了による明け渡し完了後〇〇か月以内に敷金を返還するととされていますが、いまだに上記返還を受けておりません。

よって、上記賃貸借に関して貴殿に預託した敷金〇〇〇〇万円を支払われるよう催告します。

なお、上記敷金は下記の銀行口座へお振込み下さいますようお願い申し上げます。

(振込先) ○○銀行○○支店 口座番号

普通預金〇〇〇〇

口座名義    B

例文を使用する上での注意点

あくまで参考にしていただく為に一例を示したにすぎません。

そのため、この文章は非常にシンプルな形です。

具体的場面においてどのような文章を作成するのが効果的かはそれぞれによって異なります。

相手が反論してくることが予想される場合は、法律構成をきちんと書いておく方がいいでしょう。

契約書の条項やガイドライン・判例はできたら入れるようにしましょう。

疑問点などありましたら、まずは一度御相談ください。

電話メールでのご質問・御相談は無料です。

お気軽に御利用下さい。

電話番号 077-535-4622

敷金返還に関する内容証明の作成を専門家に依頼したい場合

当事務所では、

原案作成 6,300円(専門家名職印なし、相談無制限、発送はご自身でしていただきます。)

完全代行 17,500円(専門家名職印あり、相談無制限、発送は当事務所が行います。)

相談 3,000円(30分、ただし、初回は無料。)

で行っております。

お気軽にご相談ください。

電話番号 077-535-4622

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